海外の大学でマスコミュニケーション、ジャーナリズムを学ぶ|海外進学.net

情報伝達学

Communication Science

情報伝達学

マスコミコミュニケーション学Mass Media Mass Communication

将来、マスコミの分野で、世界を舞台に活躍したいという学生にとって、アメリカ大学への進学は、最適の選択といえるでしょう。ジャーナリズム発祥の地であるアメリカは世界のマスコミをリードする地位にあり、計り知れない影響力を持っています。それだけに、この分野は日本の大学とは比較にならないほど発達し実践的色彩も濃い。 アメリカ大学で学んだ高い水準の専門知識と突き抜けた英語力は、日本のマスコミ企業で、海外特派員などとして活躍することも可能になります。マスコミュニケーション学はアメリカ学生の中でも非常に人気の高い専攻科目です。日本の大学では、なじみの薄い専攻ですが、アメリカでは多くの大学がマスコミ学の専攻を持っています。キャンパス内には立派なテレビ局やラジオ局を持ち、実際に地域に向けて放送を行っている大学も多い。 アメリカのマスコミ系学部では、非常に実践的なカリキュラムが組まれています。例えばテレビ学を専攻する学生は、キャンパス内で、ニュース取材をして放送原稿を書いたり、インタビュー撮影をして、編集後、大学内のテレビ局で地域コミュニティーに向け実際に放送したりする。またキャンパス内だけではなく、本物の記者会見などに出席して著名人に取材の体験をすることができます。テレビ学専攻の学生は、キャンパス内の放送局で、トレーニングを積んだあと、インターンとしてNBC、ABC、CBSの3大ネットワークやCNN、地域のテレビ局などで実習する機会も与えられています。

ジャーナリズム学Journalism

新聞やテレビなどのメディアを通して、世界で起きている様々な事象を情報として伝える学問がジャーナリズムです。ジャーナリズムはコミュニケーション学の一分野である応用コミュニケーションに含まれる場合が多く、学校や専門分野によっては教育学部や工学部に所属することもあります。将来世界的な活躍を目指すなら、理論だけではなく現場で役立つ実践的な経験ができるアメリカ留学は大きな魅力です。ジャーナリズムのグローバリゼーションは必要かつ急進的な課題です。 語学的観点から見ても、世界の公用語ともいわれる英語も習得は不可欠でしょう。特にインターネットなどのニューメディアに関して欧米諸国は日本より遥かに進んでおり、また細分化された専門知識を学ぶ場も多く用意されていることから、ジャーナリズムを本格的に勉強したいものにとって、米国留学は大きな価値があるといえます。帰国後もテレビ局の国際部などをはじめ、マスコミ、出版、広報関係など、広い範囲での活躍が可能です。

テレビ学Television

テレビ学は、アメリカの学生の中でも人気の高い専攻分野の一つです。テレビ学を専攻する学生は、番組の企画、制作に用いられる方法論や、プロのアナウンサー、カメラマン、ディレクター、プロデューサーとして活躍するために必要な知識、技術を習得します。 学生はまず、作文力の基礎を固めるためのメディアライティングや、製作の入門科目である番組制作概論といったクラスを履修します。これらの講座で、基本的な番組制作の流れを学びます。学生が、上級クラスをスムーズに履修できるように、どの大学も入門段階の教育には特に力を入れています。このほかテレビ学専攻では、放送の歴史、放送論理、メディア批評、キャスター・アナウンサー論といったクラスとスタジオ機器の仕組み、スタジオ製作、ビデオ編集、野外ロケーション製作などの講座をバランスよく組み合わせてカリキュラム編成しています。

コミュニケーション学Communications

将来、アナウンサーやニュースキャスターを志望しているならアメリカの大学でコミュニケーション学を専攻するのが最適です。アナウンサー試験は、毎年、数千倍の倍率となる難関ですが、最近、NHKやキー局のアナウンサー合格者は、バイリンガルの留学経験者がかなりの数を占めるようになってきています。 コミュニケーション学といっても範囲は広いですが、その中でも、特に、対人コミュニケーション学やスピーチコミュニケーション学、異文化コミュニケーション学などの科目を中心に履修すると良い。インタビュー取材が多いアナウンサーにとって、いかに、取材対象者と上手くコミュニケーションを取り、興味深い話を引き出せるかが勝負です。また、スピーチコミュニケーション学を学んで徹底的に英語力を高めれば、外国の著名人に直接、インタビューが可能になり、さらに海外取材のチャンスも生まれます。

写真学Photography

将来、フォトジャーナリストや報道カメラマンを目指すなら写真学とジャーナリズム学を組み合わせて学ぶのが最適です。写真の撮影技術を磨くとともに、ジャーナリスティックな鋭い感性を養うことで、志望の実現に大きく近づきます。写真学を学ぶ場合、まずカメラの仕組みやレンズの性質といった一般的な撮影技術の基本を身につけた後、モノクロ写真の原理、デザイン理論、デジタル画像処理理論、スタジオ撮影法、カラー写真原理、ギャラリー展示理論、風景写真学、人物写真学、写真材と写真製版法、写真ビジネスといった講座を履修していきます。そして写真学を学ぶ流れの中で、並行してジャーナリズム学系の科目を履修していくことになります。