海外の大学で英語、コミュニケーション学を学ぶ|海外進学.net

語学

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語学・教育学Language・Pedagogics

就職状況の好転が伝えられる中でも語学力は、大学卒業後、キャリアを左右するカギになっています。
そうした現状を踏まえ海外の大学で英語の実力をつけ、将来につなげたいと考える多くの受験生が、アメリカへそしてオーストラリアへの進学をするようになってきました。
日本の大学でも、外国大や英語学科・英文科など、語学を専門に学ぶ場はありますが、毎日英語で生活し、ネイティブと同じ条件で英語を駆使して学ぶ、英語圏の大学への進学者の語学力は、日本の大卒とは比較になりません。海外との交渉現場にも携われる戦力としても期待されます。一般的なビジネスの場やホテル・航空会社はもちろん、建築やエレトロニクスの技術職などにも海外の接点は増えています。こうした中、一流企業や国際的な企業、あるいは専門性の高い職業領域において、語学力は特技ではなく、必要不可欠な条件となっています。採用やその後の昇進において英語力の成績を重視する企業や会議をすべて英語で行う企業も増えています。
単なる英会話の次元ではなく、専門的に英語を磨き、通訳・翻訳や英語教育など、語学のエキスパートとしての活躍を目指すなら、英語学や英語教授法などの専攻が最適です。教室での学習と実地研修とを組み合わせたプログラムで、言語学的に英語をひも解き、英文法はもちろん、実社会で生きるライティングやスピーキング能力を養います。

英語学・英語教授法English Linguistics・TESOL

留学生が卒業後帰国した時の最大の強みは英語力です。流暢で自然な会話力や記述のスキルを得るのはもちろんのこと、さらに専門的に英語を極めたいと思うなら、英語学は絶対にお勧めの専攻です。英語学ではネイティブと同様の文法・語法や表現力を身につけ、言語技能を高めると同時に、英語を軸とした一つの文化体系を学ぶ。さらに、将来英語を教える職業教授法を学ぶことをお勧めします。
英語教授法は、英語ネイティブ以外の人に対して英語を教える際の実践的なテクニックを修得していく学問で、先進的な英語教授の理論や方法論を学びつつ、大学の語学研修所などで指導実習にもあたります。

スピーチコミュニケーション学Speech Communication

社会生活に欠かせない会話を軸に、コミュニケーションについて学び、専門的に語学を磨いていくのがスピーチコミュニケーション学です。アメリカでは早くからコミュニケーションが学問の対象とされ、言語学や社会学と結びつく研究分野として確立されてきました。
この専攻ではより厳密に英文法・英作文を学び、基礎を固めることから始まります。その上で、スピーチ、パブリックスピーキングの基本原則や方法論などについて授業で実際に経験を積みながら学んでいきます。一方で、話を聴く立場から学ぶリスニングのクラスも必修で話す・聞くことの両面から効果的なコミュニケーション方法を学びます。非言語コミュニケーションの授業もあり、ジェスチャーや目線の送り方など、声にださないさまざまな要素の取り入れ方も身につけます。さらにそれらを踏まえるかたちで会議や討論の授業が行われ、複数意見のまとめ方や、結論を導き出すスキルを学びます。

外国語学Foreign Language

留学生活を通して生きた英語に囲まれた環境下で高い英語力を身につけることはもちろん、さらに他の外国語を積極的に学んでおくことも必要です。3ヶ国語を自在に駆使できるようになれば、語学のスペシャリストとして、様々な分野での活躍ができます。アメリカやオーストラリアの大学では、スペイン語、フランス語、ドイツ語などの専攻が用意されています。
どの言語に関しても、発音、文法、作文、リーディング、会話などを学びます。また、外国語を使いこなすことを目指すだけではなく、音声学や発声法なども詳しく学ぶほか、言語の背景となる各国の社会環境や文化、さらに文学や映画といった芸術についての研究もおこなっています。日本の大学と違って特徴的なのは、初級クラスでも必ず会話の要素が含まれています。ここでも語学教育における実践主義のポリシーが貫かれているといえます。

教育学Pedagogics

アメリカやオーストラリアの教育現場では一人ひとりが考え発言することを重視し、個性を活かすことを大切にしています。その現場に携わる教師を育成する教育学でも、そうした理念に基づきながら、対象となる子供の成長に合わせて、幼児教育学、初等教育学、中等教育学、または特別教育学と専門ごとに独立した専攻が用意されています。どの分野でも、英語学、数学、社会系科目の必須科目があり、教師に必要な知識と教養を身につけます。特に英語に関しては、専門課程で現地の学校で行う教育実習に必要なネイティブの高いコミュニケーション力と正確な表現力が必要です。
さらに児童心理、発達心理学といった教育心理学系科目、特殊教育理論、教師論、成績評価法などの教育学領域の科目を学びながら、それぞれが選択する専門分野に特化した内容を学んでいきます。アメリカでは多くの大学が教員希望者の講座を持っており、学部の4年間で教員免許を取得できます。歴史、英語、科学、体育のような対象とする専門科目の勉強をはじめ、教育に関するものすべてを学びます。また、日本では教育学部というと、一般的に文系といったイメージが強いですがアメリカやヨーロッパの大学では、子供たちの行動パターンや学習成果を、コンピューターを用いて、統計的に管理、分析し教育学という理系的側面からアプローチすることが多くあります。

幼児教育学Preschool Education

教育学の中でも、特に幼児の心身の成長発達を研究し、人間形成の方法や条件などを研究するのが幼児教育学です。幼児期の心と体が年齢とともに発達していくプロセスをおい、そこに影響を与える生活・環境などの条件を探り、成長の法則を明らかにしていきます。ハイレベルな教育学の中でも、幼児教育学はコースの設備が進んでおり、学生に人気が高いです。
少子化傾向の中、保育環境に関する見直しとともに、日本でも専門家が強く求められており、今後期待の出来る専攻です。数学、社会科学全般を学び、教師に必要な基礎力を養った上で、専門的内容に入ります。
保育学、児童心理学、幼児栄養学、健康科学のほか、家庭環境や人間関係、社会環境なども学びます。
幼児に対する言葉や読み書きの指導方法・理論・音韻・意味論などを軸とした子供の言語教育、成績評価・個人指導法を含めた初等教育論などの科目に関しては、教育実習を通じて、より実践的に学ぶことができます。最近、日本の保育園や幼稚園で英語の教育を取り入れているところが増えてきています。
少子化にともない経営競争の中、英語を取り入れることでより高い教育が受けれるという考えです。その為、採用する先生にも高い英語力がある人材を求めていますので、海外で教育学を学んだ留学生は有利な時代になってきました。