日本で高校を卒業後、ニュージーランドの大学に入学するには、ファンデーションコースと呼ばれる学士課程の準備コースを受講しなければ、大学1年生へ入学ができません。そのコースに入る際には、ほとんどのケースで、大学で学びたい分野を決定しておく必要があります。その分野に基づいた基礎知識、語彙を学び、大学1年から専門分野に基づいた奥深い勉強をすることになります。
しかしながら、日本の高校を卒業して、すでに英語が流暢なレベルに至っている生徒はほとんどいません。英語力にまだ自信がない状態であれば、まずは語学学校で英語力を身に付けるところから始めていただくことで、ファンデーションコース、そして大学入学、卒業まで目指すことが可能です。

ポイント

• 総合大学、ポリテクニックの各学校に、留学生のための語学コースが併設されていることが多いため、最初から行きたい大学のキャンパスで学生生活を送れる
• 学校附属の語学コースで英語力をレベルアップすると、通常必要なIELTS などの英語力を証明する公的試験が免除されて、学士課程や専門コース、ファンデーションコースに入ることができる

進学の流れ

University of Canterbury（UC）
カンタベリー大学を目指す場合

年齢	18歳～

主な学士課程

• 人文学
• 商学
• 工学
• 美術
• 森林科学
• 法学
• 音楽
• 体育
• 理学
• 社会福祉学
• 言語療法優等学位
• スポーツ指導学
• 幼児教育教員養成課程

UC大学について

カンタベリー大学は、オックスフォード大学およびケンブリッジ大学の学者により設立された総合研究大学です。100以上の課程を提供し、ニュージーランドではトップ3に入ります。海外の大学とも多数提携しており、大学間の交換留学も盛んに行われています。留学生を対象としている奨学金制度が100種用意されており、優秀な学生には奨学金のチャンスが十分にあります。