ニュージーランドには一般的に「University」と呼ばれる国公立の総合大学が8校と、「Polytechnic(ポリテクニック)」と呼ばれる専門分野に特化した公立の職業技術専門学校が21校あります。他にも、私立の専門学校(カレッジ)は180校程度あり、それぞれの学校で特徴が大きく異なります。
ニュージーランドで進学する場合は、日本と違って受験制度がない代わりに、「NCEA(エヌシーイーエイ)」と呼ばれる全国共通学力試験の合格が必要となります。高校の学年の相応する試験レベル1~3を受験し、大学進学には最高峰のレベル3がないと願書が提出できない場合が多いです。
ニュージーランドの大学は、
3年制が基本すべて国公立
ニュージーランドでは3年制が基本で、すべて国公立となります。日本や北米の大学のような最初の2年間の教養課程はなく、1年目から専門分野に特化して学びます。そのために、最初から高い英語力と専門知識を要することになります。
観光学、天然資源学など他の国では珍しい学部が、ニュージーランドでは注目されています。
その一方、芸術も盛んですし、商業、科学において多岐にわたって科目が選べます。それぞれの大学では、医学、農学、工学、法学などといった大学それぞれの得意分野の学部が際立っているのも特徴です。
ニュージーランドには、ポリテクニックと呼ばれる「国立」の職業技術専門学校と、通常ビジネスカレッジと呼ばれる「私立」の専門学校の2種があります。
ポリテクニックは、総合大学に匹敵するレベルの国立の高等教育機関です。大学と同じようにプログラムの履修期間も3年かかるものから、サティフィケートのような短期プログラムまで用意されています。
私立のカレッジは、ビジネス、デザイン、観光などといった特定の分野を専門とした名前のつく学校が多いです。コース期間は、短いものですと10週間、長期になりますと2年が一般的です。中でも、1年のディプロマコースが主流となっています。
現地の高校
総合大学(University) / 職業技術専門学校(Polytechnic)
又はカレッジ(College) / 専門学校(Vocational School)
現地の大学進学準備コースがある語学学校
大学・カレッジ
求められる英語力
語学力の目安: